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代表メッセージ

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株式会社ロバスト・スチュワードの代表取締役社長、山本修一でございます。皆様には日頃より格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。

あるとき、髪を切りに行きました。着席すると同時に聞かれます。「今日はどうなさいますか?」

私は常々、専門性というのは素晴らしいものだと考えています。その道に精通し、日々研鑽を積んだ人や会社によって作り出されるモノ、提供されるサービスは人々を笑顔にし社会を幸せにします。散髪のプロのおかげで今日も私はほどよい長さの髪型を維持できています。他方で、専門的な知識や経験、そしてそれらを利用して享受する利益を必要とする多くはその専門性を持たない人や社会ではないでしょうか。

先の散髪のシーンで私は心の中で「良い感じで...」とは思ったものの、職業柄これは定量的に伝えねばと使命感に燃えた私は、どこどこを何センチと努めて具体的にお願いしてみました。しかし「え、そんなに切るんですか?」と返され怯んでしまい「...前回切ったのが1ヶ月前です。その分を切ってください」と伝えて事なきを得ました。

今、世界は混沌の中にあります。パンデミック、少子高齢化、所得格差の拡大、そして地球環境問題は深刻さを増しています。私たちの生活が今後どうなるかを不安に感じる方も多いことでしょう。こうした環境下にあり人も社会も、自ら思考し変化を恐れず新しいことにトライし続けなければなりません。しかし変化にはダウンサイドのリスクもついてまわります。その心配の最たるものが経済的、財務的な事柄であることは論を待ちません。

「これまでこうしてきたから、とりあえずこれからもそうしていこう。」劇的な変化を遂げる社会にあって、そうした解決策ではベターではありません。自らの置かれた環境と思い描くビジョンの両輪から常に新しい仕組みを整え実行していくことが求められます。けれども、それを実現するには何かしらの専門性をもった人やサービスに頼る必要が出てきます。そのときにどう伝えればよいか、何を問いとすればよいだろうか、誰に尋ねればよいのか – こんなことを言ったら鼻で笑われるんじゃないかという不安も含め – こうした本質的ではないはずの要素で人類が積み重ねてきた専門性にタッチできないまま良い選択ができないでいるのだとしたら、せっかくの専門性も社会を幸せにできないことを意味します。

我々ロバスト・スチュワードは財務に関する専門性をバックグランドとしたソリューション提供のプロフェッショナル集団であり続けたいと願っています。とても髪を切ることでお客様を幸せにすることはできませんが、企業や個人が課題に考えていること、あるいは手探り状態で悩んでいることに対し手触り感のある「そうそう、これこれ!」と笑顔になっていただけるソリューションをご提示できることが我々の大きな喜びです。


専門性を必要としている人に、適切な解をなめらかに届け、実務に根付かせることで社会の健全な発展に寄与することが使命と考え、今後とも努力してまいります。引き続きご愛顧いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

​代表取締役社長 山本 修一

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